地方の違いが大きいです。ボルドーは、首の部分までがほぼ均等の太さで肩の張った感じのボトル。ブルゴーニュは徐々に細くなりなで肩な感じのボトルが主です。ボルドーよりやや太い感じ。アルザス地方やドイツ(例外も有りますが)は細身のなで肩タイプが多いです。(ブルゴーニュを細くした感じ)ざっくりですが。補足確認大まかにですが、ボルドーは長期熟成が多くブルゴーニュは短期熟成が多い。大まかに分けるとですが・・・これにより分類すると、長期熟成で澱(沈殿物)が有る場合「デキャンタージュ」と言う作業をします。これはデキャンタ(カラフェとも言う)に沈殿物を入れないように移し、空気と触れさせることで風味を増す作用も持ちます。この時に沈殿物がデキャンタに入らないようにする役目としてボルドーのワインボトルは肩が張ったような形で有るという説も有ります。沈殿物を一か所にためるための器具として「パニエ」・・・カゴですが横にしたままサーブ出来るようになっている物と、ボトルの底の窪みが有ります。窪みは中から見れば中心が出っ歯っているのですが、この事によりその出っ張りの周囲に沈殿物が溜まり且つ横になっていることから一か所に溜まると言う事になります。これでデキャンタージュがし易くなるわけですね。この二つでボトルの形の違いを理解していただけると良いのですが・・・
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