これからeBusinessのマーケティングを担当される方には最適な著書 タイトルの通り、インターネットマーケティングについて整理された著書だと思います。インターネットがビジネス社会に浸透するにつれ、従来からあったマーケティングのパラダイムがどのように変化してきているかスムーズに読み取ることができ、且つどうプロアクティブにインターネットをマーケティング手法として活用しなければならないかを教授してもらえる一冊です。但し、各分野(CRM、eブランディングなど)での議論を深めるためのものではなく、浅いレイヤーを全般的に述べている著書であるため、専門的な分野を深堀するには、物足りない感じはあります。しかしながら、まだインターネットビジネスにあまりなじみがない方やこれからインターネットビジネスに取り組まれる方などは、必読書でしょう。
インターネットを恐れない インターネットでのマーケティングも従来のマーケティングの延長にあり、そのスピードが違うために、手法が変わってくると思っていたのですが、うまく人に説明できずにいました。本書に出会い、上記の考えに自分なりの整理がついただけでなく、マーケティング(消費者との接点作り)とインターネットが以下に親和性があるかということや、インターネットビジネスにとってのマーケティングの重要性は既存ビジネス以上であることなどを再認識することができました。
|